土鍋や文化鍋をつかってガスコンロでご飯を炊く『鍋炊飯』。
火加減の調整次第で自分の好みに合わせてつくれるのはいいですね。 たまに土鍋で炊くことがあります。 炊飯器では出せない香りと風味も魅力的です。 でも、吹きこぼれや、あとの手入れはちょっと大変。 ということで、先日手に入れたフライパン鍋(レミパン)で、白いご飯を炊いてみます。
ガスコンロを使った鍋炊飯は節電にも繋がりますが、今回は無洗米を使って、時間とお水も節約してみました。 実はこれ、ぬか臭さがお米に浸みこむのもおさられて、さっぱりとした仕上がりになるってメリットもあるそうです。
ふっくらと炊き上げるには。
~ 材料(3合)~
白米:3合(約600ml) ※ 1合=約200mlとして計算
水:630ml(白米と同量+α)
『一人暮らしだから2合』という方にも、3合がおススメかもしれません。 ふっくらと炊きあがって、残ったら温かいうちにおにぎりにして冷凍しておけば、解凍するだけで炊き立てのごはんを味わうこともできます。
素早くシンプルに美味しいご飯を炊くには。
~ 白いご飯の炊き方 ~
1.ボールに米を入れて、さっと洗い、しっかり水を切ります。
(無洗米でない場合は、手早く研ぎます)
2.米を鍋に入れて、同量の水を加え、このまましばらく放置します。
こうすることで、芯までふっくら炊けるそうです。 時間は気温など環境によって変わりますが、夏は30分、冬で60分~90分程度。
水の量は、人差し指を入れて、『鍋底~米の表面』と『米の表面~水の表面』が同じ高さになるように調整します。無洗米の場合は、3%~5%くらい水を大目に。
3.蓋をして、強火で約2分。 沸騰してグツグツという音がしてきたら、弱火にして15分ほど待ちます。 最後に、20秒くら強火にして、一気に余分な水をとばします。 ピシピシという音が聞こえたら火を止めます。 火力を調整してオコゲをつけることもできます。
4.蓋をしたまま、10分程度おいたら出来上がり。 暫くしたらしゃもじでご飯を『縦に切りながら』返しておくと、ふっくら仕上がります。
レミパンの場合、吹きこぼれそうになったら、蓋についてる小さな窓を開くだけ。 ふたを開けて旨みや美味しさを損なわないで済むのはうれしいです。 蓋を開けた瞬間、水滴が鍋の中に落ちないような設計になってるのも便利です。 見た目の美しさや繊細さだったりが必要な料理のときはいいですね。
美味しい夕食ができました。
~ 今夜の献立 ~
今夜のメニューは、春キャベツのお味噌汁、鮭の西京漬け、冷奴、そして白いご飯です。 ふっくら美味しいごはんが炊き上がりました。 かかった時間は30分。
コンロの火加減やお鍋の特性など感覚がつかめるようになったら、もっと美味しく炊けるようになるかな? これから、ますます料理が楽しくなりそうです。
湯気の立つ、ホカホカの真っ白なご飯。
いつでも、ほっとする瞬間です。
食卓にならぶ料理を美味しく魅力的にしてくれます。
これも、大切にしていきたい日本が誇れるモノのひとつですね。
■参考
・レミパンとは、
焼く・炒める・煮る・蒸す・揚げる・炊くなど、色々なお料理が楽しめる深型の多機能フライパン。
・平野レミさんの公式サイト『レミレミ通信』
・iPhoneアプリ『つぶやきごはん』
平野レミプロデュース’『レミパン』 / ひとりのシュフがどうしても欲しかったこだわりのフライパン